
ご訪問いただきありがとうございます!
ホームページ制作中心のWEBデザイナーやWEB制作講師をしながら、ボランティアで子どもプログラミング教室を開いている金原陽子です!
@kinbara_yoko
この記事を見てくださる方はきっと
- 30代からWEBデザイナーになれるの?
- 未経験でWEBデザイナーになって稼ぐことってできるの?
- フリーランスWEBデザイナーになるには何が必要なの?
- 今の仕事に満足いってなくて何か可能性を探している
- 出産後の働き方に悩んでいる
などの女性ならではの人生のターニングポイントがきっかけで悩んでいる方が多いことと思います。
わたしの経験ベースになりますが、未経験でもフリーランスWEBデザイナーになり稼ぐことができるのか?という質問に対して回答するのであればわたしの答えは「YES!」です。
では、フリーランスWEBデザイナーになるために必要な行動はどのようなものなのか?わたしが実際に行動したことや実体験をベースにまとめました。WEBデザイナーに限らず、フリーランスを目指す方にも役に立つ記事になっていると思います!



みなさんの疑問を少しでも解決し、一人でも多くの人が一歩前に進むきっかけになれば嬉しいです!
- フリーランスWEBデザイナーになりたいと思っている
- フリーランスという形で働きたいと思っている
- フリーランスWEBデザイナーになるために必要な未来のための行動を知りたい
わたしが『学び始めて1ヶ月もかからず収益を得た方法』は以下の記事を参考にしてください!


フリーランスWEBデザイナーってどんな仕事があるの?
フリーランスWEBデザイナーといっても様々なツールを使った幅広い仕事内容があります!
- canvaを使ったバナー・チラシの制作
- IllustratorたPhotoshopを使ったバナー・チラシの制作
- 公式LINE等のデザインおよび構築・管理
- オンラインショップの構築
- ホームページの保守管理
- ノーコードツール(WIX・STUDIO)を使ったホームページ・ランディングページ制作
- wordpressにwordpressテーマを使用するホームページ・ランディングページ制作
- wordpressを使いhtml・css・phpによるオリジナルテーマでのホームページ・ランディングページ制作
- ホームページ・ランディングページのデザインのみを提供するデザイナーさん
- ホームページ・ランディングページをコーディングで構築するコーダーさん



横文字ばかりで頭が痛くなりますね…。
ざっと挙げてみましたが、細かくするともっと細分化された仕事内容になっていくと思います。「結局どれがいいの?」と疑問に思う方もたくさんおられると思うのですが、「どれがいいかは人それぞれ」というのがわたしの中の結論です。
- コーディングは苦手だからバナーやチラシのデザインを主軸にしよう
- デザインが苦手だからコーディングを主軸にお仕事を取ろう
- コーディングは苦手だけど単価が高めのホームページ制作を主軸にしたいからノーコードツールを活用しよう
- SNSが大好きだからSNSマーケティングを活かしたWEBデザイナーになろう
- 発信が苦手だからマルチに働くことができる業務委託中心のWEBデザイナーを目指そう
それぞれの得意・不得意や興味、目標によってどの分野を目指していくのかは大きく変わります。
未経験でフリーランスWEBデザイナーはなぜ難しい・厳しいのか



「未経験でフリーランスWEBデザイナーは厳しいのか」不安に思う方もたくさんおられると思うので、そう考えられる根拠をまずは紐解いていきましょう!
未経験のため学ぶことが多い
私たちが学ぶべきことはWEBデザインのスキルだけではありません。案件の取り方からお客様とのやりとり、経理のやり方まで様々な分野に関する実践が必要となります。進めていく中で自ずと身についていくこともたくさんあるので心配するほどでは無いと思いますが、この部分が大変と感じる方も少なからずおられると思います。
継続的に案件を取ることが難しい
元々フリーランスという形で働いていたり、営業職についていたりしたら案件の取り方についての基礎知識はあるかもしれませんが、そうで無い人の方が多いと思います。WEBデザインの知識だけでは仕事をとることはできません。フリーランスとして働くには、案件の取り方やお客様とのやりとりに関する知識も必要となってきます。
ここでつまづく方は確実にいらっしゃると思うので、WEBデザインのスキルだけでなく案件獲得方法やお客様とのやりとりも勉強を時始めた時から合わせて実践的に学んでいくことをおすすめします。
フリーランスは福利厚生が無い
会社員の時に当たり前に合った福利厚生はありません。女性だと育休・産休をとっていても多少なりとも収入はあったり、失業保険等もありますが、フリーランスは働くことができなくなった瞬間から収入はゼロとなります。
自由に働ける一方で、仕事をいただけない場合・働けなくなった場合の保障が無いので不安要素は大きいかもしれません。ただ、会社員のように給料が決められてないので自分の頑張りが直に収入になります。
人によってはそのような状況の方が頑張れる方もいらっしゃると思うので感じ方は人それぞれだと思います!
学び続けることが必要不可欠
業界的に進化のスピードがとても速いと感じます。最近だとAIの進出で大きく変わった部分は確実にあります。
開業してからも常に学び続け、自分をアップデートし新しいことを取り入れていく必要がある分野ですし、そうしていかないと仕事が無くなります。
スクール等に通うのであれば卒業して学びは終わりではありません。常に情報を取り続け学ばなければいけないことを肝に銘じておく必要があります。
孤独を感じることも
今はSNSやコミュニティ等もあり、オフラインに限らずオンラインでの繋がりも多く孤独を感じることは以前よりは少なくなっているとは思います。しかし、チームで仕事を進めると言えどもチャットでのやりとりは多く、在宅でのフリーランスの仕事は家でコツコツと作業する時間もたくさんあるため他の仕事よりは孤独を感じやすいです。
この状況が「集中できるから好き」という人もいれば「ずっと一人は孤独で辛い」と感じる人もいます。一人が苦手という方は、チームで仕事をしたりオンラインでのコミュニティに積極的に参加していき、そこからオフラインで会ってみたりすると孤独を感じることは少なくなるかと思います。



やってみたいと感じているのに『みんなが難しいと言っているからやめておく』という選択をするのはナンセンス!難しいなら事前に先手を打って対策していけばいいだけです!
スキルなし未経験でフリーランスWEBデザイナーになるための5ステップ



では、早速スキルなし未経験でWEBデザイナーになるには何をしていけばいいのか、わたしの経験ベースでお話しして行きます!
いつまでにどのような形でWEBデザイナーとしてスタートするのか目標を決める
フリーランスWEBデザイナーとしての働き方はたくさんあるとお伝えしましたが、
- なぜフリーランスWEBデザイナーを目指したのか(目的)
- どの働き方を目指すのか
- いつまでに開業するのか(期間)
これらのことを学び始める前に決めることをオススメします。
半年後にホームページ制作を主軸にした、業務委託も個人での依頼も受けることができるマルチなWEBデザイナーとして開業する!
例えばですが、わたしは上記のような目標を立てました!ここを決めていたおかげでスクール選びも困りませんでした。
WEBデザイナーになるためのスクールはいくらでもあり、きっと皆さん迷うに違いありません。目標や働き方が決まっていれば『自分の目標を期間内に達成できるスクールを選ぶこと』ができますし、『大量にあるスクールから候補を絞ること』もできます!(逆に決まっていないと「これもいいかも、あれもいいかも…」とブレブレになります。)
また、期間を決めることで条件に合ったスクールを決めることができますし、自分自身の学ぶ姿勢やスピードも変わりますし、必要以上にスキルに投資することも無くなります。
そして、学ぶ中で事業を進めていく中で「やっぱり自分には無理かも…」とつまづく場面は確実に現れます。そんな時、もう一回自分を湧き立たせてくれるのは「なぜ自分はWEBデザイナーを目指したのか」という初心の気持ち。
目標は進めていくうちにどんどん変わっていくとは思いますが、ブレずに学び事業を進めるためにも目標や期間を明確にしておくといいと思います。
- 大量にあるスクールから候補を絞り、条件に合ったスクールを決めることができる
- 自分自身の学ぶ姿勢やスピードが変わる
- 必要以上にスキルに投資することが無くなる
- つまづいた時にもう一度立ち上がる力になる



そんなに重要じゃないと思うかもしれませんが、実は一番大切!どんな形でもいいので目標や期間は明確にしておきましょう!
自分に合った方法でWEBデザイナーになるためのスキルを学ぶ
目標が決まったら、自分に合った学び方を探して行きましょう!
- 職業訓練センター等で学ぶ
- オンラインスクールで学ぶ
- 未経験でも採用してくれる会社で働きながら学ぶ
- 独学で学ぶ …ect
十人いたら学び方は十人十色。自分の性格や個性、目標に応じて自分に合った学び方を選択するといいかと思います。
個人的な意見ですが、独学は安価でできますがお勧めはしません。自分を自分で奮い立たせるのは難しいですし、費用をかけてないのでちょっとした壁で「やっぱりやめよう」という気持ちになりやすいです。
しっかり費用をかけることで自身の覚悟も決まります。また、メンターがいることでWEBデザイナーになるための必要な学びを短期間で確実に身につけることができます。



わたしは費用をかけてオンラインスクールで学ぶことで「絶対にスクール代は取り返してやる!寧ろプラスにしてやる!半年で、半年以上・価格以上の知識を得てやる!」という覚悟が決まり、半年後開業することができました!
- カリキュラムがきちんと決まっておらず、進めるスピードをはやめたらはやめただけ詳しい知識を学べる
- 高単価の案件をできるようになりたかったためhtml、css、wordpress化まで学ぶことができる
- 自分の好きなタイミングで動画で受講でき、分からないことをいつでも講師の方に質問できる
- 制作スキルだけでなく案件の獲得方法やお客様との仕事の進め方も学ぶことができる
ノーコードでのホームページ制作は独学で触れていたので、
- どんなご依頼でもできるよう専門的なことを学びたい
- コーディングという基本を知っていれば汎用性が高い
- ただの制作スキルではなく、仕事になるスキルを知りたい
という思いがあり、これらを満たすスクールを探しました。
学び方が決まったら、どんどん手を動かして自分のものにして行きましょう!
実務を通して案件獲得方法を経験していく
一番オススメしたいのが
学んだことからどんどん実務を経験できる場所を自分で掴んでいく!
ということです。
わたしはスクールで学び始めてから1ヶ月弱でPhotoshopやIllustratorを使うことができるようになりました。わたしを担当してくださった講師の方が「どんどん実務で実践していこう」という指導をしてくださったので、その時点でクラウドワークス等のコンペなどにバナーを出し始めました。



コンペに通らないと収入にはなりませんが、同じテーマでさまざまな人の色々なバナーのデザインを見ることができるので実務を通した経験ができます!
スクールで案件獲得の方法も教えてくださるかもしれませんが「実践に勝るものなし!」
身につけたスキルを案件で使っていくことで自分の中の自信になりますし、実務を通した案件の獲得に慣れていれば開業した後も「仕事の取り方、スキルの活かし方」に困ることは無くなります!



初めてのことは怖い。でも怖いは進めというサイン!新しい扉を自分でどんどん開いて行きましょう!
- 案件獲得はあくまでも自信や経験のためなので、うまくいかなくても一喜一憂せず淡々と進める
- 案件獲得に集中しすぎず、スキルを学ぶバランスを考えながら進める
学ぶ過程で紹介できるような実績を積んでおく
開業した時に実務としての実績があるとお客様からの信頼につながりますし、プロとして自分の中の自信になります。
わたしは、「ホームページ制作を主軸とするWEBデザイナー」を目指していたので『お客様のホームページ制作実績を作る』ことにこだわりました。
- 自身のWEBサイトを制作する
- 知り合いにホームページをつくらせてもらう
- クラウドソーシングのマッチングサイトを活用して実績になるような案件を獲得する



自身のWEBサイトと1つ案件を頂ければ、少なくとも2つの実績を作ることができます!
もちろん自分で課題を決めてホームページ等を制作して実績とすることはできますが、お客様とのやり取りから制作するという経験は「ただ制作できる」というスキルではなく、実践に活かせる『生きたスキル』となります。
実は先ほども説明したように、フリーランスWEBデザイナーは「制作する」というスキルだけでなく
- 契約内容の確認
- お客様からのヒアリング
- お客様への説明
などやるべきことに溢れています。学ぶ過程でこれらも併せて経験しておくことで、スムーズなスタートを切れます!



スクールを選んでいるのであれば、講師に相談できるうちにお客様との一連の流れも併せて実践を積んでいくことをオススメします!
開業届を出してフリーランスとして独立
学びの期間が終わったらいよいよフリーランスとして独立です!ここまで来たら、自分が「ただ制作するスキル」だけでなく『案件を獲得し制作し、収入を獲得できるスキル』が身に付いていることに気づくのではないでしょうか?
開業届は出さなくてもフリーランスとして働くことはできますが、開業届を出すことで自分の中でも『覚悟』が決まり、「やるぞー!」というプロとしての気持ちの切り替えができます。
事業を前に進めてくれるのはスキルではありません。自分の中の『覚悟』です。もう後戻りはできません。自分の未来のために腹を括って進んでいきましょう!



あとは前に進むのみ!
スキルなし未経験でフリーランスWEBデザイナーになる方法まとめ
あくまでも上記に挙げたのはわたしの経験ベースの話で、みなさんにはみなさんに合った進め方があると思います。
ただ共通するのは、多くの方は「制作スキル」を身につけることに重きを置くと思いますが、大切なのは明日から仕事になる「生きたスキル」を身につけること!スキルを「生きたスキル」にするには、講師さんに言われたことだけをやるのではなく、もっと主体的に実践するために自分から行動していくことでしか身につきません。
何もかも自動的には見えてこない。自分の将来のために覚悟を決めて「何かわかったかも」と思えるまで手を動かして、足を動かして、学んでいる期間の間にたくさんの経験をしてみてください!

